unerryの「Beacon Bank」が、NTTデータの新サービス「BizXaaS MaP®︎ 人流分析」と連携開始
〜フードロスなどの飲食・流通業等の社会課題解決をリアルタイム人流データ活用で支援〜
2021.10.27
PRESS RELEASE
株式会社unerry(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:内山 英俊、以下、unerry)は、unerryが運営する日本最大級のリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」について、株式会社NTTデータの新サービスである「BizXaaS MaP®︎ 人流分析」(ビズエクサースマップ 人流分析)との連携を開始しました。
連携の背景
unerryとNTTデータは、「人流ビッグデータを活用した混雑回避や消費者の多様な価値観に沿った快適な移動の実現」「人流ビッグデータを活用した社会課題の解決」に向けて、2020年に資本業務提携しました。2社はこれまで、人流データを活用したコンサルティングやデジタルマーケティングの分野、MaaS分野における行動レコメンドに関する実証実験等を通じて連携を深め、本サービスの実現に至りました。
「BizXaaS MaP 人流分析」の概要
NTTデータの提供する「BizXaaS MaP 人流分析」では、建物単位、道路単位での人流を分析、予測することができます。これにより、特定エリアの絶対人数や性・年代・居住地割合などの属性、デモグラ分布などの分析やリアルタイム人流の推計をすることができるようになります。その結果、例えば飲食業では、街の人出を即座に把握し仕込み量や割引率の実現、廃棄食材の削減などに繋げるといったことが可能になります。このほか、小売・流通業の需要予測、不動産のポテンシャル評価、まちづくりや都市交通への活用などのユースケースが見込まれています。
unerryの「Beacon Bank」と「BizXaaS MaP 人流分析」の連携について
unerryの運営するリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」(ビーコンバンク、https://www.beaconbank.jp/)は、スマートフォンアプリの位置情報および全国210万箇所のビーコンネットワークにより、月間200億件以上の位置情報ビッグデータが蓄積され、リアルな人々の移動や街の状態をリアルタイムかつピンポイントに把握できることが特徴です。
NTTデータはこの「Beacon Bank」およびNTTドコモの提供する「モバイル空間統計®︎ 国内人口分布統計(リアルタイム版)( ※ )」、そのほか各種地理空間データなどを複合的に処理することにより、分析対象の施設周辺の建物単位、かつリアルタイムな、高精度人流分析・予測機能を提供します。そのうち「Beacon Bank」は人流のリアルタイム性・ピンポイント性において、大きな役割を果たしています。
今後の取り組みついて
「Beacon Bank」には、人流データや購買データなど実社会の行動データが月間200億件以上蓄積されています。プライバシーに配慮し個人を特定しない形で、様々なプラットフォームとの連携を実現することで、unerryはOMOマーケティング、スマートシティの分野を中心とした業界課題・社会課題に応えるサービス展開およびデータ活用普及に取り組んでいます。
コロナ禍における社会的要請および生活習慣の変化等により、人々の行動はこれまで以上に予測が難しくなる中、unerryは実社会を正しくデータで捉え、AI解析し、予測することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※注: モバイル空間統計 国内人口分布統計(リアルタイム版)とは、ドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報で、約 1時間前の人口分布を 500m メッシュ単位で属性(性・年代と居住地)ごとに集計したものです。集団の人数のみを表す人口統計情報であるため、モバイル空間統計からお客さま個人を特定することはできません。
*「BizXaaS MaP」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*「モバイル空間統計」は日本国内における株式会社 NTT ドコモの登録商標です。
*「Beacon Bank」は日本国内における株式会社 unerry の登録商標です。
株式会社unerry
広報担当:内山、柳田 information@unerry.co.jp