ひと

2023.04.03

うねりの泉編集部

新卒1年目を迎えるにあたって、新卒3年目と新卒2年目がunerryライフを振り返る

新卒1年目を迎えるにあたって、新卒3年目と新卒2年目がunerryライフを振り返る

事業拡大とともにメンバー数が増え、そのバックグラウンドも多様になっている昨今のunerry。2023年には、新たに4人の新卒メンバーを迎えることになりました。

unerryで社会人キャリアをスタートすることは、ビッグチャンスなのか..はたまた..!?

すでにデータ分析チームの「柱」の風格を備える新卒3年目の住川さんと新卒2年目の温泉さんが、疾風怒濤のunerryライフを振り返る、新メンバー歓迎記念対談です。

登場人物

株式会社unerry Beacon Bank事業部 データ分析チーム 住川 俊多(すみかわ しゅんた)

出身大学&学部:京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻
入社:2021年4月
unerryでの仕事:お客様課題を解決するためのデータを「Beacon Bank」からSQLを用いて取得し、分析・レポーティングを行うのがデータチームの主な仕事。加えてスマートシティ向けの分析ダッシュボード開発や、IoTセンサーによる人流計測アルゴリズム開発・PM、dbtというツールを用いデータベースを整えるデータアーキテクトのようなムーブも。初心者でも簡単にSQLを操作できる社内ツール「みんなのクエリ」管理人。
好きな週末の過ごし方:フットサル、サウナ

株式会社unerry Beacon Bank事業部 データ分析チーム 温泉 かりん(おんせん かりん)

出身大学&学部:中央大学商学部会計学科
入社:2022年4月
unerryでの仕事:住川さんと同じくデータチームに所属し、位置情報ビッグデータを活用した分析・レポーティングを担当。また、プロダクトの開発・運用にも参加。「ショッパーみえーる」ではお客様のサポートからマスタデータの整備まで幅広く携わり、協業パートナーとのダッシュボード開発ではTableauを活用したダッシュボードの画面設計を経験。
好きな時間:好きなゲームや漫画に没頭できる時間

温泉:
この企画を聞いて、ついに「新卒」っていう括りができたのかと思いました。なんだか感慨深いです。

住川:
新卒入社は僕たち2人だけでしたからね。この春に新卒メンバーも増えたし、将来入社を考えてくれる方にも、“unerry新卒のリアリティ”をお伝えできればと思うので、温泉さんと一緒に入社後の日々を振り返っていきたいと思います。

温泉:
よろしくお願いします(笑)。

対談スタート!

大手志向の就職活動から「地に足ついた」ベンチャーへ

住川:
温泉さんは、インターンからの入社でしたね。2020年4月からとのことなので、実はunerry歴は僕より先輩という…。インターンを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

温泉:
緊急事態宣言真っ最中ということもあり、「厳しい時にこそ必要とされる仕事」をしたいと思っていました。また、数字から意味を見出して読み解くことが好きなので、未経験ながらデータ分析の仕事を探していました。当時unerryはインターン募集はしていなかったのですが、「これだ!」と思って直接問い合わたのがきっかけですね。

インターンではデータ分析と、広告配信も経験しました。データをどう解釈し、消費者とのコミュニケーションに活かすかの感覚値は、今のプロダクト企画や開発にも活きています。

住川さんは、安田さん(現unerryデータ分析チーム)のご紹介での入社でしたよね?

住川:
そうですね。大学の先輩だった安田さんがすごい熱意でunerryを推してくるので、他社面接のついでに、偶然同じビルに入居していたunerryオフィスにお邪魔したのがきっかけです。

今だから言えるけれど、僕は就活を始めた時はバリバリの大手志向でした。“ベンチャー”は地に足がついていないようなイメージがあって…。でも、内山さん(CEO)や齊藤さん(CFO)の話を直接聞けて、少なくともunerryはそうでないことがわかって、そこから真剣に考え始めました。

温泉:
入社を決めた理由は、どんなことだったのですか?

住川:
大学院でデータを使った街のシミュレーションを行う研究をしていたので、そのスキルを活かせそうだったこと。そして最終的には、社歴に関係なく評価される、1年目から戦力として期待される環境がいいなと思い、unerryへの入社を決めました。

温泉:
そうだったのですね。たしかに、私が入社した時既に住川さんは、スマートシティ関連での分析チームの「柱」になっていました。

「先輩」と呼ぶとちょっと照れがちな住川

日々生まれる新プロジェクト、手を挙げる人に仕事が集まる

住川:
実際に社員として働いてみて、どんな実感がありますか?

温泉:
unerryではやれることの幅が広く限度がありません。私も新卒1年目からデータ分析チームの仕事だけでなく、プロダクト開発でもメイン担当の一人を任されています。それに、「やろう」となってから実行までのスピードがめちゃくちゃ早いと思います。

住川:
unerryの特徴ですね。お客様やパートナー企業との議論の中で、新しいプロジェクトが日々生まれています。できる人、やりたいと思っている人にどんどん仕事が集まっていく

温泉:
そうですね。ただ、仕事を任せてもらうには「自走力」を身につける必要があると気づきました。

今振り返ると入社当初は、与えられた仕事をこなすのに精一杯だったインターン時代の延長で、「待ち」の姿勢が抜けきれていなかったと思います。でも去年の夏頃、チーム内でコロナが流行ってしまい、私も先輩方を頼っていられなくなった。自分で考えて判断して、動く必要がありました

でも、自走できるようになったことで仕事はどんどん面白くなっていると思います。ダッシュボード開発もその頃にお声がけいただき、「さて、何を作りましょうか」というゼロイチのタイミングからプロジェクトに参加することが出来ました。

どんな仕事観の人と働くか?「誠実さ」が入社の決め手

住川:
管理職のいない、非常にフラットな組織です。だからこそ、一人ひとりが自走する必要がある。

思えば先輩方は、そうした「自走力」を磨くための手助けを、いつもしてくださっているのだなと思います。正解を与えるよりも、「どういう切り口で考えるべきか」を一緒に探してくれる。課題解決のための基礎体力が身につき、どんな場面でもやりきる自信がつきました。

たとえば以前、分析案のチェックをCOOの鈴木さんにお願いしたことがあります。「作ってみたのですが、どうでしょう?」って。
でもその時、「私の観点で評価してしまったら、今後住川さんが自力で考えて動けるようにはなりません。まずは住川さんの観点を教えてください。観点に抜け漏れがないか、観点に対して分析軸が適切かのアドバイスならできます。」とコメントいただきました。

この一言には、unerryの文化が凝縮されているなと思います。

温泉:
unerryのメンバーはみな、自分の意見に責任を持って誠実に仕事に向き合っていますよね。そんな方々に囲まれて一緒に仕事をできる環境は、入社の決め手でもありました。新卒で入社してよかった。社会人最初の環境って、今後の仕事観にも大きく関わってくると思うので。

住川:
最近はメンバーも増え、十人十色のいろんなキャラクターの方と部署を超えて一緒に仕事できるのが本当に楽しい。でも、「自走力と誠実さ」を共通の価値観として持っているからこそ、居心地がいいのかもしれません。

本名なのに疑われがちな温泉

肌感覚のある仕事が、「unerry,everywhere」をつくる

住川:
温泉さんも、想像していたよりもずっと幅広い分野で活躍していると思います。今後はどんなことをしたいと思っていますか?

温泉:
近いところでは、プロダクト開発とデータ分析を兼任していることもあり、お互いのチームのノウハウを共有し合うことで全体に貢献できたらと思います。

例えば、ダッシュボードサービスの「ショッパーみえーる」は、今回のリニューアルでデザインに相当こだわりました。普段分析を業務として行わない方でも、直感的に分析結果の要点を掴んでいただきたかったので。デザイナーさんと議論する中で、見せ方に関するさまざまなノウハウを伝授いただきましたので、今後は、「どう見せるか」という部分でも分析レポートを改善できるなと思います。

住川:
幅広い業務を任せられているからこそですね。僕は、もう少し自分のアイディアベースで新しい分析軸を開発・提案するなど、unerryの未来を描くような仕事をやりたいなと思います。

課題に対して、どう改善するべきかという肌感覚がunerryでの仕事を通して身についてきました。自分自身の感覚をもっと磨いて、さらに拡大していくことが「unerry,everywhere」の実現に繋がるのではないかと思います。

温泉:
「unerry,everywhere」はやっぱりキーワードですよね。私は、地域活性化に興味があるので、都市部だけでなく地方のどこに行っても、心地よい生活が当たり前になるまでをサポートしていきたいと思います。

住川:
また、今後もやりたいことをやれるようにするためには、チーム全体が強くなる必要があるとも考えています。チームが安定的に成長し続けるのに何が必要なのか、こっそりマネジメントの本も何冊か読みながら悩んでいます。各自が自走するunerryのようなフラット組織の中で、マネジメントをどう考えるか?解に辿り着いたら自信にもなると思います。

2人をよく知る人物、鶴見徳馬さんからのメッセージ

住川さん、温泉さんと同じデータ分析チームでデータアナリストをしている鶴見です。

二人とも、インターンの時代から通算して3年ほど一緒にお仕事をしていますが、特にここ1年における自走力のレベルアップは本当に凄まじく、ただただ目を見張るばかりです(私は、新卒1~2年目の頃には、今の二人ほどの自走力はなかったと自信をもって断言できます笑)。

自走力に加えて、最近は二人の視座が高くなってきていることも感じていて、自分が進めているプロジェクトが、個人やチームの枠を超えて、会社にとって、はたまた業界全体にとってどういう影響があるのかを常に意識しながらお仕事を推進している姿は、同じチームのメンバーとして非常に頼もしいです。

私も二人の非連続的な成長に負けないよう一緒にレベルアップしていきますので、これからも一緒にunerryを盛り上げていきましょう、よろしくお願いいたします!!

unerryへ新卒入社を検討している皆様へ

2年目温泉 & 3年目住川

住川:
位置情報は、緯度-経度-時間の連続データです。シンプルだからこそ、多くの場面で使えるし、その活用幅のポテンシャルは底がありません。これから飛び込んでくる方々が活躍する場面が、unerryにはたくさんあるはず。「ビッグデータで未来を描きたい」というチャレンジングな想いを持っている方にはぜひ仲間になってほしいです。特に新卒生のポテンシャルは未知数だと思います。スタートラインは同じでも、きっと1年も経たずにそれぞれ違う分野で活躍していると思うと、楽しみです。

温泉:
unerryには豊かな経歴と個性を持つメンバーが多いです。みなさんと一緒に仕事をすることは、私自身の刺激にもなって、アイディアの引き出しが増えています。だから、私はいろんな方に入ってきてほしい。新卒は今年で3期生。よくも悪くも、まだ色々なことが整っていません。でも型がないからこそ、自分の強みを伸ばせる環境だと思います。新卒メンバーには「思ったことを正直に口に出す」ことを大切にして欲しいです。新卒だからといって、意見を聞かない組織ではありません。まだ慣れていないところから見える景色は、きっとunerryが成長する上での大きなヒントになるはずです。

ー新卒も通年採用となりました。ぜひご興味いただければと思います。ー

 

[取材日] 2022年3月7日 ※内容は取材当時のものです。
※撮影時のみ、マスクをはずしています。インタビューは感染対策に十分配慮したうえで行われました。

この記事を書いたのは

うねりの泉編集部

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