※本記事はwantedly掲載コンテンツの転載です
もう2月ですが、新年1発目。極寒の日々のなか、unerryは採用強化中ですよ!
unerry(うねりー) 採用広報チームです。
今回は、unerry技術部のちょっとコワモテ、でも中身はとってもフランクな久保田 龍(くぼた りょう) にインタビューしました。
unerry技術部のディレクターは、高校野球で言えばキャプテン。事業と開発、全体のまとめ役として、安定的に開発が進むようにハンドリングしていきます。
久保田 龍
情報系学部を卒業後2013年にSIerに企業に入社。SEとしてインフラ・金融系企業などの基幹システムの開発に携わる。
2018年8月にunerryにジョイン。食べ歩きか寝て過ごす牛のような休日を過ごす。
「Beacon Bank」全体が守備範囲、開発ディレクター
ーー久保田さんのお仕事について教えてください!
「Beacon Bank SDK」(※)導入時のサポートや、開発ディレクションを主に担当しています。さまざまな課題や要望を開発タスクに落とし込み、その振り分けやスケジュール調整を行います。
少ないメンバーでも、いかに効率よく開発できるかはディレクターの腕によるところです。手戻りや遅延が発生しないような前捌きを行い、開発メンバーの負担をできる限り減らすよう努めています。
導入に伴い、「Beacon Bank」のSDKや管理画面など全体の機能追加・改善なども必要となりますので、ディレクションの担当領域はSDK単体に留まらず幅広いです。
また、連携アプリ企業への導入サポートも僕の担当。技術的なご質問にお答えしたり、万が一の不測の事態に対応したりと、窓口業務を行っています。
※「Beacon Bank SDK」とは:「Beacon Bank」の機能をご利用いただくためのソフトウェア開発キット。
事業と開発を繋ぐディレクターは怒られ役!?
ーー事業と開発の間にたつディレクター業は、会社にとっても要(かなめ)的存在ですね。“コツ”はありますか?
ディレクターはアイスがお好き
ディレクターは「怒られ役」であると思います。
共通の大きな目標を実現するためには、異なる目線を持つさまざまな方と協業する必要があり、その中では実際に厳しいご意見をいただくこともあります。
僕が思うに、「相手の立場に立つコミュニケーション」が一番大事。
意見や条件の押し付けからスタートするのではなく、まずは相手の考えや目的を理解した上で、こちらのを適切に伝えることを心がけています。お互いの意見が正しく伝わり合い、よりよい結果に昇華できた時は、一体感と達成感を感じます!
ーーなぜunerryに入社したのでしょうか?
unerryに入社したのは2018年で、もう5年目になりますね。前職のSIerで同僚だった山口さんに、転職してからの様子や会社のお話を聞いたのがきっかけでした。
「久保田くんと働きたい」と言われた覚えがある気はするのですが…真相はどうでしょうか?
突然ですが、ここで「誘った人、山口さん」に真相を伺いました。
誘った人、山口さん
プライベートでもよく飲みに行く関係だったのですが、私が近況報告をしていたところ、ちょうど転職を考えているということで、それならぜひunerryにと、熱烈にアピールしたのを覚えています(笑)
久保田さんも私も前職まではSEとしてのキャリアが主で、近い立場での仕事をしていました。私はこれまでのキャリアを活かしつつも、幅広い業界や領域に新しくチャレンジできるunerryに転職したことで、自分自身がすごくエキサイティングな状態だったため、自然と熱のこもったアピールになっていた記憶があります。
特に久保田さんは、怒られ役(!?)のような独特の魅力とコミュニケーション能力があったので、当時ほやほやのスタートアップだったunerryでもうまくフィットしてくれるだろうという期待がありましたね。
ーーunerry入社の決め手はどんなところにありましたか?
今だから言えますが、別のSIer企業からもお話を頂戴していて、そちらに行こうという矢先のタイミングでした。
でも、あらためて内山さんからもunerryの話を聞いたら、自分の知らない世界が広がっていることにすごく魅力を感じて、ここで挑戦したいという気持ちがわいてきました。
unerryは事業の規模も幅も広がっているので5年目の今も、未知のことばかりです。今後も自分の得意領域を広げながら、ますます新しい世界に挑んでいきたいと思っています。
耳の痛い話も有り難く。パートナー企業との連携でパワーアップ
ーー1番印象に残っている仕事を教えてください。
とある大手のパートナー企業さまと共に、「Beacon Bank SDK」の品質改善プロジェクトを立ち上げたことがあるのですが、その際に先方の開発チームが改善点をとても丁寧に洗い出してくださいました。
我々が気づくことができなかったポイントをお客様視点でご指摘いただいて、その一つ一つが本当に「ごもっとも」でした。正直、耳が痛い話です。でも実際にポイントを改善していったら品質がすごく向上した。
今でも感謝の気持ちは忘れないし、その分ご期待に応えていかねばと、頑張れます。
ーーパートナー企業さまとの連携が多いのはunerryの特徴に思われます。
そうですね。「Beacon Bank」はプラットフォームなので、そこにはさまざまなデータが集積されています。多様なクライアント企業やアプリ開発の方々と一緒に仕事をできるので、そこから何が生まれるか、は面白いところだと思います。
ツンデレディレクターは、当たり前の緊張感を楽しむ
ーーディレクターの仕事で、一番達成感がある時はどんな瞬間でしょうか?
正直……大きな感動みたいなものは、あまりない……かな……笑
ーー「ツン」デレ感出してきましたね。
SDKが無事に導入された時も「よかった」と安心するものの、無事故は喜ぶべきというより前提です。あえて言うなら、そういう当たり前の緊張感を楽しんでいるとは言えるかもしれないです。
当たり前の状態って、目立たなかったり、重要性が理解されづらかったりすると思うのですが、unerryではみんながそこを分かってくれているのが嬉しいですね。(デレ)
目指す「unerry,everywhere」、「Beacon Bank」をもっと尖らせたい
ーー技術部視点で、「Beacon Bank」を今後どうしていきたいですか?
「Beacon Bank」を「あったらいいもの」から「必要なもの」として受け入れられるようにしていきたいですね。アプリを作るなら「Beacon Bank」を入れないと、と思われる状態までにしていきたい。「unerry,everywhere」ですね。
現在も「Beacon Bank」は月間300億件超の人流ビッグデータが蓄積されているなど、特色ある大規模なプラットフォームです。でも競合企業も進化を続けている。「Beacon Bank」にしかできないことを増やして、もっともっと尖らしていければと思います。
ーー久保田さんが入社してからの4年と数ヶ月で、unerryはどう変化していると思いますか?
チームで仕事をすることが、多くなったと思います。
だからかもしれませんが、楽しそうに仕事をしている人が以前より増えているように見えて、嬉しいですね。ちなみに事業成長は必然的。「成長するでしょ!」と最初から思っていたので、正直そこまで驚きはないです!
責任感で強くなれた。より頼られる存在へ
ーー本インタビューにあたり、CTOのさやかさんから依頼がありまして「久保田さんはこの1年でとても成長しました。その要因を探ってください」とのことです。ご自身ではどう感じていますか?
どうでしょうね 笑。
でも、「Beacon Bank」の開発全体を任せてもらえるようになったことで、ディレクターとしての責任感が強くなったと思います。
たとえば、以前の自分は、失敗すると落ち込んで、くよくよしがちでした。周りにネガティブな気持ちが伝わってしまっていたと思います。それはディレクターの立場としてよくないなと。
今は落ち込んでも、なるべく人に見せないようにしようと心がけています。ポジティブになる、というよりポジティブな振る舞いをしようとしたら、自然と心も折れにくくなったと思います。
ーー今後、久保田さんが目指す方向は?
今後は、「Beacon Bank」だけでなく他事業にも携わっていくことで視野を広げ、スキルアップしていきたいと思います。また、ディレクションも周囲に頼ってしまう部分があるので、「とりあえず久保田にふっておけばなんとかなる」と、より頼られる側になりたいですね。
将来的には、プロダクト全体を管理できるようなマネージャーを目指していければと思います。
ーー最後に、unerryの技術部はどんな組織ですか?メンバーのことも教えてください。
居心地の良い組織だなと思います。
エンジニアって激務で辛いイメージもあると思いますが、unerryの技術部はとても働きやすいです。もちろん要所要所でふんばりどころはありますけど、子育ての両立や地方移住も当たり前になってきました。
CTOのさやかさんも、チームの守り神のような存在で働き方やキャリアの作り方を応援してくれます。
メンバーは、何があってもめげない人が多いです。そしてみんな思いやりがある。居心地の良さはメンバーとのコミュニケーションを楽しめているからかもしれないですね。
※内容は取材当時のものです。
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