※本記事はwantedly掲載コンテンツの転載です
夏ですね。みなさま水分と塩分はお友達ですよ。暑さに負けず、今日も元気に記事を更新します。
unerry(うねりー) 採用広報チームです。
今回は、unerry技術部でサーバー管理からSDK導入、高負荷対策まで幅広く担当している 長崎 恭也(ながさき たかや) にインタビューしました。
長崎は、5歳と0歳の娘さんを持つパパでもあります。2022年2月入社から約6ヶ月。働く上での譲れないポイントは、「子育てしながら」と話す長崎ですが、各方面で頼られるエンジニア仕事と子育てを、どのように両立しているのでしょうか。
長崎恭也
情報系の学部を卒業後、2009年にSier企業に入社し、プログラマーとしてWebアプリケーションの開発に携わる。2012年に某ポイントサービス企業に転職し、PL、PM補佐を担当。2020年に某位置情報サービス企業の日本オフィスでTechnical Project Managerを担当。2022年2月にunerryにジョイン。土日は子供と公園にお出かけするのが日課。
バックエンドもインフラも 領域またがって活躍
ーーさっそくですが、長崎さんの担当領域を教えてください!
キャリアの上ではバックエンドが得意領域ですが、unerryではインフラも担当しています。
現在、最もリソースを充てているのは「ショッパーみえーる」のサーバー管理です。ステージング環境を構築したり、サービスを停止せずにメンテナンスできる仕組みを整えたりしています。
次に、「Beacon Bank SDK」(位置情報の取得・活用を可能にする開発ツール)の導入支援。導入先からの質問やご相談に回答するヘルプ窓口の立ち位置です。導入先拡大に伴って、ご相談数も増えてきました。
そして、サーバーの高負荷対策です。unerryは様々なスマホアプリを通して位置情報をお預かりしています。月間300億件超のデータを集める「Beacon Bank」のリクエスト数は膨大で、8000rpsに及びます。このリクエストを安定して処理するために、GCPのサービスをフル活用したサーバーを構築しています。メイン担当のメンバーとも連携しながら、どういった構成が良いのか、どうチューニングを行うべきかを日々試行錯誤しているところです。
その他は、要望に応えて社内ツールを開発することもあります。
ーー入社からまだ半年とは思えない幅広さですね…!
譲れないキーワードは「子育てしながら」
ーーunerry入社の経緯を教えてください。
前職は外資系の位置情報サービス会社に勤めていたのですが、困ったことに国内オフィスがクローズになるという話が飛び込んできて…転職活動を始めることになりました。二人目の娘が生まれ、育休取得中だったので、まさに寝耳に水でした。
同業界だったので、unerryのことはもちろん知っていましたが、正直なところ「ビーコンに強みがある会社」くらいの印象くらいしか当時はなかったです。
でも、前職の同僚経由で紹介いただき、話を聞いてみたらすごくワクワクしてしまって。トントン拍子に面接も進み、最初に話してから1ヶ月も経たず入社していました。
ーーなんと…!想定外の転職活動は大変だったと思いますが、重視していた転職軸はありましたか?
譲れないキーワードは「子育てしながら」でした。生まれたばかりの子供がいるので、仕事と子育てを両立できる環境が必要。家族と過ごす時間を何より大切にしたいと思っています。
また、キャリアとしては完全に縦割りで役割が固定される組織より、多方面で活躍してスキルの幅を広げられる環境がいいと考えていました。特に、インフラエンジニアとしてはまだ一人前ではないけれど、+αのスキルとして挑戦してみたい。そんな風に考えていました。
仕事と子育てを無理なく両立 パパエンジニアの1日
ーー普段どんな1日を過ごされているのでしょうか?
まず、8時半頃に5歳と0歳の娘を保育園に送ります。
その後、簡単な家事をこなしてからリモートワーク開始。その後は集中してMTGや作業に徹しますが、妻が子供を連れて帰ってくる18時頃には一旦切り上げます。
妻が夕飯の支度をしてくれる間、私は娘たちのお世話係です。ご飯を食べ、お風呂に入れてあげて寝かしつけた後に、ちょっと残った仕事を片付けて1日が終了です。
妻の仕事が休みの平日、週1は出社しています。その場合は朝9時か10時頃に出社して、16時頃早めにオフィスを出ています。
unerryは働き方の自由度が高く、仕事とバランスをとりながら子供との時間もたっぷりとれるのは本当に良いですね。
程よい背伸びで成長できる環境
ーーunerryで働いてみて気づいたことや、取り組んでみたいことはありますか?
unerryに入社して、「未経験領域に進んで行くのが自分は好きなんだ」とさらに思うようになりました。
インフラ領域は、メインのバックボーンではありませんでしたが、会社のニーズとしても強いこの領域に触れるようになり、エンジニア業務をより楽しめています。
取り組んでみたいキーワードとしては「DevOps」。これは一つの開発の仕方なのですが、リリース後の運用(Ops=オペレーション)をセットで考える方法です。
運用時にリソースがやたらとかからないよう、開発(Dev)と運用(Ops)の流れをスムーズにするため、その間に発生するさまざまな手間を自動化したりツールを導入して省いていこう!というものですね。
開発と運用は、今までは別の人がやるものでしたが、一人でもこなせるようになるといいなと思っています。
ーー入社して半年。印象に残っている仕事はありますか?
とあるSDK導入先様へ技術仕様を案内させていただく機会がありました。社内の期待値も高い大型アプリへの導入案件で、ものすごいプレッシャーでした。
「絶対失敗できないぞ」と。
先輩社員に説明資料を細かくチェックしてもらい、入念にすり合わせを行うなどやれることは全部やりました。あの時の緊張感があったから、今自信を持てているんだなと思います。
ーーちょっとストレッチした環境が人を成長させるって、ありますよね。
そうですね。
CTOのさやかさんも、仕事を任せるのが得意なタイプ。大きな仕事もどんどん振ってくださるので、ほどよい背伸びで成長を続けられていると思います。
実際、どの言語、どのワークフレームを採用するかの判断も裁量を持って進めていけるので、エンジニアとしてはさまざまなパターンを試す余地があって楽しいです。
フラットだからこそ 先回りしたサポートでチームを強化
ーーunerryのメンバーについては、どんな人が多いと感じていますか?
メンバーに関しては、会社のことを好きな人が多いなという印象があります。
複雑で手間のかかる対応なども、非常にみなさん前向きに取り組んでいるなと思います。あらゆる場面で積極的に関わって行きたい、unerryにはそういうタイプの人が不思議と集まってきているのだと思います。
ーーunerryの組織を、さらにひとまわり成長させるにはどんなことが必要だと思いますか?
unerryは非常にフラットな組織。個々のメンバーがスピード感と自由度をもって、自らのアイディアと技量で会社の成長に大きく関わることのできるやりがいのある環境です。
しかし、事業規模を拡大するにあたっては個人と同時に「組織そのもの」を強くする必要があると考えています。困っているメンバーを見つけ先回りしてサポートできるような体制や仕組みを整えて、チーム力を上げていきたいですし、新卒エンジニアの採用も実現していきたいなと思います!
家族との時間も、未経験領域への挑戦も叶える
ーー採用コンテンツ定番ですが、未来の仲間へメッセージをお願いします。
unerryの技術部は、家庭の時間を大切にしたい方にも、未経験の領域にも挑戦したい方にも、とても心地よい環境だと自信をもっておススメできます。
unerryに向いているのは「受け身にならず、自分でどんどん進められる人」「積極的にコミュニケーションが取れる人」「新しい技術に興味を持ってキャッチアップ出来る人」「自分の作ったものを責任を持って管理できる人」「広い分野をやることに抵抗がない人」。
一つでも「当てはまる!」と思った方!、ぜひ一度お話しできればと思います 笑。
※内容は取材当時のものです。
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