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unerry、国土交通省が進める3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」に参画

〜大丸有エリアの “4次元混雑度(立体+時間)”と “駅からの流入”データを公開〜

2021.03.30

PRESS RELEASE

リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank®」を運営する株式会社unerry(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:内山 英俊、以下、unerry)は国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」に参画し、3月26日にデータを公開しました。 大手町、丸の内、有楽町エリア(以下、大丸有エリア)における地下空間や建物階層別データを含む人流データをAI解析することにより生成された、1分単位の “4次元混雑度”(立体 + 時間)と “駅からの流入”データは「PLATEAU」サイトにて、誰でも閲覧することができます。

<閲覧方法> 「PLATEAU」サイト(https://plateauview.jp/)にて、「PLATEAU VIEW」を開き、「Add Data」から「PLATEAU データセット」>「東京都」>「ユースケース」>「大丸有」>「リアル行動ビッグデータ」を選択し画面に追加してください。

■データ公開の背景

unerryは以前より、三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役 執行役社長: 吉田 淳一、以下、三菱地所)と連携し、大丸有エリアの三菱地所が持つフィールドに約700個のビーコンを設置し、流動人口のデータ化やスマートシティに向けた取組みを推進してきました。その発展的な取り組みの1つとして、今回、2社は連携して、都市のデジタルツイン(*1)実現に向けたユースケースとして、データを公開することとしました。 本取り組みが、Society5.0にむけた各地のまちづくりDX推進のヒントとして、あるいは「PLATEAU」上のさまざまな分野を横断するデータとの重ね合わせによる新たな社会課題解決のきっかけとして、役立つことを願っています。

※1:センサー等から取得したデータをもとに、建物や道路等のインフラ・経済活動・人の流れ等の様々な実社会の要素を、サイバー空間上に「双子(ツイン)」のように再現したもの

■公開データの詳細

「PLATEAU」上で公開しているのは平日、休日それぞれの1分単位の「ビル内の階層別混雑度」と「駅からの流入」データで、それぞれ同時間帯の混雑度を5段階評価で可視化しています。

これらは、unerryが運営するリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank®蓄積されたビッグデータのうち、主にビーコン反応データを解析することで、GPSでは捉えきれない地下空間やビルの階層別の人流を計測することで実現しています。
具体的な可視化方法として、ビル内の階層別混雑度は、大丸有エリア各ビルのフロアを、「オフィス」と商業施設を中心とした「非オフィス」の機能に合わせてゾーニングし、評価しています。また「駅からの流入」データは、ビルごとに時間別にどの駅からの流入人数が多いかの割合を表します。これらを組み合わせることにより、例えば、求められる街機能の時間帯別把握や、そこに向けての公共交通機関の利用状況把握などができ、都市計画やエリアマネジメントにおける示唆が得られます。

「駅とビル間の人流およびビル内の混雑度(平日)」
出典:「PLATEAU」サイト(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/plateau/app/)

< 本件に関するお問い合わせ >
株式会社unerry
担当:内山 柳田
E-mail:information@unerry.co.jp

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